第49回日本頭痛学会総会

ご挨拶

第49回日本頭痛学会総会
会長 今井 昇
(静岡赤十字病院脳神経内科 部長)

 第49回日本頭痛学会総会を静岡県コンベンションアーツセンター・グランシップで開催させて頂きます。中部地方で開催する初の総会であり、頭痛医療の均霑化に貢献できる学会にしたいと思っております。会期は2021年11月19日(金曜日)~21日(日曜日)の3日間です。従来は2日間の開催ですが、前回予定していたオンサイトでの企画を充実して行うため半日延長し、3日間の開催とさせて頂きました。
 メインテーマは「Sunrise of new headache management」とし、CGRP関連製剤だけではなく遠隔診療や医療連携を包括した新しい頭痛医療を推進する学会にしたいと思っております。また、現在直面しているCOVID-19を乗り越えていくための情報を共有する学会にもしたいと思っております。
 学会企画としては一般演題(139題)、シンポジウム(16件)、特別企画(5件)、教育セミナー(2件)の他に特別講演、日本口腔顔面痛学会との共催企画、東洋医学セミナー、共催特別企画、ランチョンセミナー、プレイブニングセミナー、イブニングセミナーを予定しております。
 特別講演では海外から国際頭痛学会会長のCristina Tassorelli先生と次期国際頭痛学会会長のRami Burstein先生をお招きする予定です。国内からは、神経可塑性の臨床応用に造詣の深い横浜市立大学医学生理学教授の高橋琢哉先生をお招きしています。また、今年のHarold G Wolff賞を受賞した石井亮太郎先生に受賞講演をお願いしました。一般の方を対象に、JPACと共催で市民公開講座を行います。
 本学会では以前よりサテライト企画として、日本口腔顔面痛学会と共催セミナーを開催していましたが、今回は第26回日本口腔顔面痛学会総会・学術大会が11月20日~21日に本学会と同じ会場で開催されます。これに伴い大会長の井川雅子先生と相談し、日本口腔顔面痛学会との共同企画を予定しました。また以前より静岡では地域医療連携が活発に行われており、地域における新しい治療の均霑化を推進することを目的として、県内の頭痛診療に熱心な先生や医師会の先生に向けた特別企画とシンポジウムを予定しています。
 なおCOVID-19の感染拡大の状況に対応できるようにWebを併用していく予定でありますが、状況が落ち着いておりましたら、世界遺産である富士山など数多くの観光名所、駿河湾の豊富な海の幸を生かした郷土料理、静岡酵母から生まれた香り豊かな地酒、地元の素材を使ったご当地B級グルメなどを、多くの学会員並びに関連学会、医師会等のご参加の皆様がご家族とともにお越しいただき学会の合間楽しんでいただければと思っております。
本総会が実り多き学会となりますよう、多数の皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

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